「先生、私テニスやったことないんですけど…」
テニス肘と診断された患者さんから、本当によく聞く言葉です。
確かに名前だけ聞くと、
テニス選手限定のケガ
みたいに聞こえますよね。
しかし実際は、テニスをしていない方のほうが多いくらいです。
家事を頑張る方。
パソコンを使う方。
工具を使う職人さん。
子供を抱っこするお父さんお母さん。
気づかないうちに肘へ負担が積み重なり、ある日突然
「えっ!?なんでこんなに痛いの?」
となることがあります。
テニス肘の正体は?
正式名称は
上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)
です。
名前が難しすぎるので、ほとんどの方は覚えなくて大丈夫です(笑)
簡単に言うと、
手首や指を動かす筋肉が働きすぎて、肘の付け根が悲鳴を上げている状態
です。
特にこんな動作で痛みが出やすくなります。
ペットボトルのフタを開ける
フライパンを持つ
タオルを絞る
買い物袋を持つ
パソコンのマウス操作
子供を抱っこする
「こんなことで痛いの?」
と思うような動作で痛みが出るのが特徴です。
実は結構しぶとい
テニス肘は整形外科のガイドラインでも保存療法が基本です。
しかしここで問題があります。
なかなか治らない。
本当にしぶといんです。
風邪なら数日。
切り傷なら数週間。
でもテニス肘は
「気づいたら半年経っていた」
なんてことも珍しくありません。
なぜなら肘は毎日使うからです。
歯磨きでも使います。
料理でも使います。
スマホでも使います。
つまり肘に
「少し休んでね」
と言われても、
本人は毎日フル稼働しているわけです。
鍼治療という選択肢
当院ではテニス肘に対して鍼治療を行うことがあります。
鍼治療には
・痛みの軽減
・筋肉の緊張緩和
・血流改善
などが期待されています。
実際に
「ペットボトルが開けられるようになった!」
「仕事中の痛みが楽になった!」
という声をいただくこともあります。
ただし、全員が同じではありません
ここが大切なポイントです。
テニス肘は一括りにされがちですが、
実際には
比較的早く改善するタイプ
長期間かかるタイプ
首や神経が関係しているタイプ
他の疾患が隠れているタイプ
などがあります。
つまり、
『肘が痛い=全部同じ』ではありません。
だからこそ、まずはしっかり状態を確認することが大切です。
我慢大会を開催しないでください
患者さんの中には
「そのうち治ると思っていました」
という方がたくさんいます。
そして続けて、
「気づいたら半年経っていました」
とおっしゃいます。
肘は毎日使うため、我慢しているだけでは改善しないこともあります。
我慢大会の優勝商品はありません(笑)
肘の痛みが続いている場合は、早めの対応がおすすめです。
豊川市でテニス肘にお悩みの方へ
テニスをしていなくてもテニス肘になる時代です。
「これくらい大丈夫かな?」
と思っていた痛みが長引いてしまう前に、一度ご相談ください。
当院では状態を確認しながら、鍼治療や手技療法、セルフケア指導を行っています。
豊川市でテニス肘(上腕骨外側上顆炎)にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
テニスをしていない人ほど「まさか自分が」と思うのがテニス肘です。肘からの小さなサイン、見逃さないようにしてくださいね。



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