カッピング(吸い玉)とは?
カッピング(吸い玉)は、専用のカップを皮膚に吸着させて陰圧(吸引)を作り、筋肉や筋膜、皮膚に刺激を与える伝統的な施術法です。
中国では数千年前から行われており、日本でも肩こりや腰痛、スポーツ後のコンディショニングなど幅広い目的で利用されています。
吸引することで皮膚や筋膜が持ち上げられ、筋肉周囲の動きが改善しやすくなるため、身体の張りや重だるさの軽減が期待できます。
施術後には丸い赤色~紫色の跡が残ることがありますが、これは吸引によって毛細血管から少量の血液成分が皮下へ移動したもので、通常は数日から2週間程度で自然に消えていきます。
カッピングの効果
カッピングには次のような効果が期待されています。
- 肩こり・腰痛の軽減
- 筋肉の緊張を和らげる
- 血流の改善
- 疲労回復のサポート
- スポーツ後のコンディショニング
- 関節の動きをスムーズにする補助
当院では、その日の身体の状態に合わせて吸引圧や施術時間を調整し、安全に施術を行っています。
エビデンス(科学的根拠)
近年ではカッピングに関する研究も増えてきています。
2021年に発表された複数のシステマティックレビューをまとめたエビデンスマップでは、
- 腰痛
- 首の痛み
- 膝の痛み(変形性膝関節症)
- 片頭痛
- 帯状疱疹後神経痛
などで症状の改善が期待できる可能性が報告されています。(PMC)
一方で、研究全体の質にはばらつきがあり、「十分に効果が証明された」とまでは言えません。しかし、筋骨格系の痛みやスポーツリハビリテーションでは、痛みの軽減や血流改善に対して低~中等度のエビデンスがあり、副作用は少ないと報告されています。(Sage Journals)
当院でも、カッピングだけで治療を完結させるのではなく、鍼灸治療や手技療法、運動療法と組み合わせることで、より良い改善を目指しています。
カッピングを行っていた有名人
カッピングはトップアスリートにも広く知られています。
特に有名なのが競泳界のレジェンドである Michael Phelps 選手です。
2016年のリオオリンピックでは、背中や肩に丸いカッピングの跡を付けた姿が話題となり、世界中でカッピング療法が注目されました。(Sage Journals)
そのほかにも、多くの海外アスリートや格闘家、野球選手などがコンディショニングの一環として取り入れています。
豊川市でカッピング(吸い玉)を受けるなら当院へ
当院では、一人ひとりのお身体の状態を確認したうえで、安全にカッピング療法を行っています。
肩こりや腰痛、慢性的な筋肉の張り、スポーツ後のケアなど、お悩みに合わせて鍼灸治療や超音波検査、手技療法と組み合わせた施術をご提案いたします。
「カッピングを受けてみたい」
「どんな施術なのか気になる」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
豊川市・豊橋市・新城市でカッピング(吸い玉)をご希望の方は、ぜひ当院へお越しください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. カッピング(吸い玉)は痛いですか?
A. 個人差はありますが、多くの方は「引っ張られる感じ」「吸われる感じ」と表現されます。
強い痛みを感じることは少なく、吸引圧は調整できますのでご安心ください。筋肉の緊張が強い部位では刺激を強く感じる場合がありますが、我慢できないほどの痛みではありません。
Q. カッピングの跡はどれくらいで消えますか?
A. 通常は数日~2週間程度で自然に消えていきます。
身体の状態や血流の状況によって個人差があります。初めて施術を受ける方や疲労が蓄積している方は、跡が濃く出ることがあります。
Q. カッピングの跡が濃いほど悪い状態なのですか?
A. 一概には言えません。
以前は「色が濃いほど老廃物が多い」などと言われることもありましたが、現在の医学的な考え方では明確な根拠はありません。
皮膚や毛細血管の状態、吸引圧など様々な要因によって色の濃さは変化します。
Q. どのような症状におすすめですか?
A. 次のような方におすすめです。
- 肩こり
- 首こり
- 腰痛
- 背中の張り
- スポーツ後の疲労感
- デスクワークによる筋肉の緊張
- 身体の重だるさ
当院ではお身体の状態を確認しながら適応を判断いたします。
Q. どれくらいの頻度で受けると良いですか?
A. 症状によって異なりますが、最初は1~2週間に1回程度がおすすめです。
症状が落ち着いてきたら、月1~2回のメンテナンスとして利用される方も多くいらっしゃいます。
Q. 鍼灸治療と一緒に受けることはできますか?
A. 可能です。
当院ではカッピング単独だけでなく、鍼灸治療や手技療法と組み合わせて施術を行っています。
症状や目的に合わせて最適な施術をご提案いたします。
Q. カッピングを受けられない人はいますか?
A. 次のような方は施術を控えていただく場合があります。
- 発熱している方
- 皮膚に炎症や感染症がある方
- 出血しやすい疾患のある方
- 抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用中の方
- 重度の心疾患がある方
ご不安な場合は事前にご相談ください。
Q. カッピングの後に気を付けることはありますか?
A. 施術後は十分な水分補給を行い、当日の激しい運動や長時間の飲酒は控えることをおすすめします。
また、施術部位を強くこすったり刺激したりしないようご注意ください。
Q. カッピングはスポーツ選手も受けていますか?
A. はい。
競泳選手の Michael Phelps をはじめ、多くのトップアスリートがコンディショニングの一環として取り入れたことで世界的に注目されました。
現在ではスポーツ現場だけでなく、一般の方の健康管理や疲労回復のサポートとしても利用されています。



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