「膝に水が溜まってますね」
病院でこう言われたことはありませんか?
すると、多くの方が思うのが……
「えっ、膝の中に水道水みたいな水が!?」
もちろん違います(笑)
この「水」の正体は、膝関節の中にある関節液です。
実はこの関節液、普段は膝をスムーズに動かすために働いている、いわば膝の潤滑油。
ところが、膝の中で炎症が起こると話が変わります。
そもそも「変形性膝関節症」って?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ったり、骨や関節周囲の組織に変化が起こったりすることで、
痛み・腫れ・動かしにくさ
などが生じる疾患です。
特に、
歩き始めが痛い
階段の上り下りがつらい
正座がしにくい
膝が曲げにくい
膝が腫れぼったい
「グキッ」「ギシギシ」する感じがある
こんな症状が出てくることがあります。
「歳だから仕方ないかな……」
と思ってしまいがちですが、年齢だけが原因とは限りません。
過去のケガ、膝への負担、体重、筋力、膝の使い方など、さまざまな要因が関係します。
なぜ膝に「水」が溜まるの?
ここが今回のポイントです!
膝の中には**滑膜(かつまく)**という組織があります。
この滑膜は、関節液を作る大切な場所。
ところが、膝の中で炎症が起こると……
「膝の中で火事発生!」
滑膜が刺激されます。
すると、
炎症
↓
滑膜が刺激される
↓
関節液が増える
↓
膝が腫れる
ということが起こります。
つまり、
「水が悪い」のではありません。
むしろ、
「膝の中で何か起きているサインとして、水が増えている」
場合があるんです。
だからこそ、
「水を抜けば終わり!」
ではなく、
「そもそも、なぜ水が溜まったの?」
ここを見ることが大切です。
現在の医療ではどう治療する?
変形性膝関節症の治療は、症状や進行度によって変わります。
① 運動療法・リハビリ
太ももの筋肉などを鍛えて、膝を支える力を高めます。
② 薬・湿布など
痛みや炎症を抑えるために、内服薬や外用薬などが使用されます。
③ 注射
症状によって、ヒアルロン酸注射などが行われます。
水がたくさん溜まっている場合には、関節液を抜く処置が選択されることもあります。
④ 手術
保存療法を行っても症状が改善しない場合には、
- 関節鏡手術
- 骨切り術
- 人工膝関節置換術
などが検討されます。
つまり、
「変形性膝関節症=すぐ手術!」
ではありません。
症状や進行度に合わせて、治療方法を選択していきます。
当院では「まず膝の中をチェック!」
当院では、症状をお聞きして触診や動作確認を行ったうえで、必要に応じて**超音波画像検査装置(エコー)**を使用します。
エコーを使うことで、
「膝の周りで何が起きているのか?」
をリアルタイムで確認することができます。
関節液の貯留や周囲の軟部組織の状態などを確認し、施術方針を考えるための情報として活用します。
※骨の変形そのものを詳しく評価するには、レントゲン検査などが重要です。
「水を抜かない」という選択肢も
膝に水が溜まっているからといって、すべてのケースで水を抜く必要があるわけではありません。
もちろん、水の量や症状によっては、医療機関で水を抜く処置が適切な場合もあります。
当院では状態を確認したうえで、
「水を抜く」のではなく、膝の炎症や周囲の組織の状態にアプローチして、過剰に溜まった関節液が減っていくことを目指す
という考え方で施術を行います。
当院で行う施術
状態に合わせて、
鍼灸治療
膝周囲の筋肉や組織などにアプローチします。
電気治療
痛みの軽減や筋肉などの状態に合わせて使用します。
徒手療法
膝周囲の筋肉や関節の動きを確認しながら施術します。
これらを組み合わせ、
「痛みを取る」だけではなく、
「膝を動かしやすくする」ことも含めて改善を目指します。
「膝が痛い=もう年だから」はちょっと待って!
膝の痛みを我慢していると、
痛い
↓
動かなくなる
↓
筋力が落ちる
↓
さらに膝に負担がかかる
↓
もっと痛い
という悪循環に入ってしまうことがあります。
だからこそ、
「ちょっと痛いけど、まだ大丈夫」
の段階で一度状態を確認してみることが大切です。
「膝に水が溜まった」
「最近、階段がつらい」
「膝が腫れている」
「歩き始めが痛い」
「正座ができなくなってきた」
そんな症状がある方は、お気軽にご相談ください。
当院では超音波検査で現在の状態を確認し、一人ひとりの膝の状態に合わせた施術を行っています。
豊川市・豊橋市・新城市で変形性膝関節症お悩みの方お気軽にご相談ください!



コメント