「腰を曲げた瞬間、グキッ!」
「靴下を履こうとしただけなのに、腰が動かない……」
「朝起きたら、立ち上がれない!」
そんな経験はありませんか?
いわゆる**「ギックリ腰」**は、医学的には急性腰痛として扱われます。
突然強い腰痛が起こるため「何か大きなものが壊れたのでは?」と心配になりますが、実はギックリ腰のすべてが「筋肉を傷めた」「椎間板が飛び出した」と特定できるわけではありません。
今回は、そんなギックリ腰について分かりやすく解説します。
そもそもギックリ腰って何?
ギックリ腰は病名ではなく、急に発症する強い腰痛を表す一般的な呼び方です。
重い物を持ち上げたときだけではありません。
・物を拾おうとした
・身体をひねった
・くしゃみをした
・椅子から立ち上がった
・朝起きて身体を動かした
など、ほんのちょっとした動作をきっかけに発症することがあります。
そして意外なのが、
「そんなに無理してないのに、なぜ?」
というケース。
腰痛は、筋肉・靱帯・椎間板・椎間関節など、さまざまな組織が関係して起こる可能性があります。
そのため、痛みの原因を「腰の筋肉が悪い!」と一つに決めつけることはできません。
なぜ、あんなに痛いの?
ギックリ腰になると、
「腰が抜けた!」
「動いたらまた激痛が来そう……」
と、身体をガチガチに固めてしまうことがあります。
これは痛みから身体を守ろうとする自然な反応です。
痛みが強いと、腰周辺の筋肉が緊張してさらに動きづらくなることもあります。
つまり、
痛い → 動けない → 身体がこわばる → さらに動きづらい
という状態になることがあります。
ここで大切なのが、
「痛いから、とにかく寝ていればいい」
とは限らないということです。
現在のギックリ腰の治療
まず重要なのは、危険な病気が隠れていないかを確認することです。
急な腰痛の中には、単純な急性腰痛だけではなく、骨折・感染症・悪性腫瘍・神経障害など、医療機関での評価が必要なケースもあります。
特に、
・発熱を伴う
・安静にしていても強い痛みが続く
・転倒など強い外傷後に発症した
・足の力が入りにくい
・排尿や排便の異常がある
・股の周囲に感覚の異常がある
などの場合は、自己判断せず医療機関への受診が重要です。
問題のない急性腰痛では「安静にしすぎない」ことも大切
危険な疾患が否定された急性腰痛では、現在は長期間のベッド上安静を続けるより、痛みの範囲内で可能な活動を維持することが推奨されています。
もちろん、
「痛いのに無理して動け!」
という意味ではありません。
ポイントは、
できる範囲で、少しずつ普段の生活へ戻していくこと。
痛みが強い時期には、鎮痛薬などを使用しながら症状をコントロールすることもあります。
必要に応じて整形外科などで画像検査や神経学的な評価を行い、原因や状態を確認します。
当院では鍼灸治療も選択肢の一つです
急性腰痛では、腰周辺の筋肉の緊張や痛みによって身体が動かしにくくなることがあります。
当院では、身体の状態を確認したうえで、
鍼灸治療によって痛みや筋緊張の軽減を図り、身体を動かしやすくすること
を目的に施術を行っています。
「腰が痛いから腰だけに鍼!」
とは限りません。
痛みの場所だけではなく、腰・骨盤周囲や関連する筋肉など、身体全体の状態を確認しながら施術部位を検討します。
鍼灸治療は、急性・慢性腰痛に対する治療選択肢の一つとして研究されており、症状の改善が期待できる場合があります。
ただし、すべてのギックリ腰に同じように効果があるわけではありません。
まずは現在の状態を確認すること。
これが大切です。
「動けないから、行くのも無理……」
ギックリ腰で一番つらいのが、
「治療を受けたい。でも待合室で長時間待つのは無理!」
という問題。
痛みが強い状態で、椅子に座って待つのはかなり大変です。
そこで当院では、ギックリ腰など急な腰痛で来院される方について、できるだけ待ち時間が少なくなるよう時間を調整してご案内します。
「歩くのもつらい」
「座って待つのがきつい」
「できるだけ早く診てもらいたい」
そんな場合は、来院前にご相談ください。
ギックリ腰で大切なのは「我慢大会」にしないこと
ギックリ腰は、突然やってきます。
そして、
「そのうち治るでしょ!」
と我慢してしまう方も少なくありません。
もちろん自然に改善する急性腰痛もあります。
しかし、痛みが強い場合や症状が長引く場合、足のしびれ・筋力低下などを伴う場合には、適切な評価が必要です。
「ただのギックリ腰だろう」と自己判断せず、
まずは身体の状態を確認する。
そのうえで、必要な治療を選択する。
これが大切です。
腰を「壊さない」ために、治った後も大切
ギックリ腰は一度改善して終わり……とは限りません。
再発する方もいるため、症状が落ち着いた後は、
・腰だけに負担を集中させない身体の使い方
・体幹や下肢の筋力
・柔軟性
・姿勢や動作
・仕事やスポーツでの身体の使い方
などを見直すことも大切です。
「痛みを取る」だけではなく、「また困らない身体」を目指す。
それが、当院が考えるギックリ腰への向き合い方です。
「ギックリ腰になったけど、どうしたらいい?」
そんなときは、一人で我慢し続けずご相談ください。
状態を確認したうえで、必要に応じて医療機関への受診もご案内しながら、鍼灸治療などを用いて症状の改善をサポートします。
「待っているのがつらい……」という方も、
豊川市・豊橋市・新城市で、突然の腰の激痛でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください。



コメント