試合中のダッシュ。
サッカーでボールを追いかけた瞬間。
陸上競技のスタート直後。
「ブチッ!」
まるで誰かに後ろから蹴られたような感覚とともに、急激な痛みで動けなくなる。
それが肉離れです。
スポーツをしている方なら一度は耳にしたことがあるケガですが、実は再発率が高く、復帰を急ぐと長引きやすい厄介なケガでもあります。
今回は肉離れについて詳しく解説します。
肉離れとは?
肉離れとは、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋線維が損傷してしまうケガです。
特に発生しやすい部位は、
・ふくらはぎ(腓腹筋)
・太ももの裏(ハムストリングス)
・太ももの前(大腿四頭筋)
です。
筋肉はゴムのような性質を持っていますが、限界以上に引き伸ばされると繊維が切れてしまいます。
これが肉離れの正体です。
肉離れになりやすい人の特徴
身体が硬い
柔軟性が低下した筋肉は急な動きに対応できません。
ウォーミングアップ不足
冷えたゴムを無理に引っ張ると切れやすいように、準備不足の筋肉も傷つきやすくなります。
疲労が蓄積している
大会終盤や連戦で発生しやすいのはこのためです。
成長期のスポーツ選手
骨が急激に伸びる時期は筋肉の柔軟性が追いつかず、肉離れのリスクが高くなります。
肉離れの重症度分類
実は肉離れにもレベルがあります。
Ⅰ度(軽症)
筋線維がわずかに損傷した状態。
・歩行可能
・軽い痛み
・競技は困難
比較的早期の復帰が期待できます。
Ⅱ度(中等症)
筋線維の一部が断裂した状態。
・歩行時も痛い
・押すと強い痛み
・内出血が出ることもある
スポーツ復帰まで数週間かかることがあります。
Ⅲ度(重症)
筋肉が大きく断裂した状態。
・歩行困難
・大きな陥凹が触れることもある
・強い内出血
手術が検討されるケースもあります。
肉離れになった直後にやるべきこと
受傷直後の対応で回復期間が変わることもあります。
① 無理に動かない
「少し痛いけど大丈夫かな?」
この判断が悪化につながることがあります。
まずは運動を中止しましょう。
② 冷却する
氷やアイスパックで患部を冷やし、炎症や腫れを抑えます。
③ 圧迫する
弾性包帯などで軽く圧迫することで腫れを抑える効果が期待できます。
④ 挙上する
可能であれば患部を心臓より高い位置に保ちます。
このような応急処置は一般的に「RICE処置」と呼ばれています。
なぜ肉離れは再発しやすいのか?
肉離れ経験者の多くが悩むのが再発です。
その理由は、傷ついた筋肉が修復される際に瘢痕組織(はんこんそしき)という硬い組織ができるためです。
この部分は正常な筋肉より柔軟性が低く、同じ場所を再び傷めやすくなります。
さらに、
・痛みが引いただけで復帰する
・筋力が戻っていない
・身体の使い方が改善されていない
といった状態で競技復帰すると再発リスクはさらに高まります。
「痛くない」と「治った」は別物なのです。
当院では最短復帰を目指します
当院では肉離れの状態を確認しながら、
・手技療法
・物理療法
・運動指導
・セルフケア指導
を組み合わせてサポートしています。
さらに、当院には酸素ルームがあります。
損傷した組織は修復のために多くの酸素を必要とします。
そのため、競技者のコンディショニングやケガからの回復サポートとして酸素ルームを活用しています。
「ただの肉離れ」と思わないでください
肉離れは軽く考えられがちなケガですが、適切な処置を行わないと長期離脱や再発につながることがあります。
試合に間に合わせたい。
少しでも早く復帰したい。
何度も同じ場所を傷めてしまう。
そんな方はぜひ一度ご相談ください。
早期対応が、早期復帰への近道です。
豊川市・豊橋市・新城市でお悩みの方お気軽にご連絡ください。




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